コロナ後の世界

僕はコロナについては、去年から言われていた共存になるのかなと思っています。変異種により、都度ワクチンを生産する必要があり、集団免疫は有効では無いということになりそうだからです。デルタ株（インド株）はワクチン接種が50％を超えた地域でも感染者数の上昇があります。コロナウィルスはインフルよりも致死率低いだろうという人もいますが、コロナウィルスにより重症化し、医療機関を逼迫させ、医療崩壊を起こしてしまうこと。これを回避しなければ経済や社会生活が戻らないのです。

集団免疫が無効であるので、世界は元に戻らないだろうと考えています。その一つが、オフィスに毎日通うということは無いだろうなと。ここでオフィスに戻そうとする企業と、リモートワークを促進する企業と別れるでしょうか。そうした場合、働く人はどちらを選ぶでしょう。同じ給与で、方や毎日出勤、方やリモート。この最初は小さなバランスの崩れから、リモート率が徐々に上昇していくと思われるのです。満員電車もうんざり、プライベートの無いオフィスもうんざりなのです。

そうすると、既存のオフィスはそれほど面積を必要としませんので、フリーアドレス化で最低限度の賃貸で抑えようとするでしょう。すでに僕もそうなのですが、定期代は廃止、実費精算となります。この調子でいけば満員電車は緩和されていく可能性があります。

商業施設の不動産業とか、関連施設の飲食は厳しくなるかも知れません。居住エリアの方が地価が高騰するかもしれませんね。人材確保で物理的な距離が関係なくなれば、それこそ国境を跨いだとしても。人事的にも有利になのかもしれない。ただし、この反面、今までの採用人数は同様というわけないはいかなくなり、大幅な人員数の削減も避けれない。

リモートになって収入減かもしれませんが、オフィスに出向いていた頃と比べると、格段にお金が掛からなくなります。スーツもいらないし、付き合いも無いわけです。

企業の雇用形態が変わるだけで、大きな影響が出るのかもしれません。