宇宙と芸術展 森美術館
エレベーターに乗ってると時々スペースシャトルが出てきて、あぁ今、こんなのやってんだと思い、ふとあまり期待せずに森美術館へ行って見ました。
宇宙と芸術展という題名で何をやってるのかイマイチ想像がつかないのですが、つまりは宇宙を題材にしたアート展です。でも宇宙について特に知識があるわけでもないので、裏切られ意外と感動しました。
このシルバーのロボットは子どもの頃によく見たアートに似てます。多分、同じ作者じゃないかと思うのです。懐かしさがあります。それにこの人はAIBOのデザイナーだったそうですね。いやこれカッコイイですよ。
僕がこの展示でもっとも感動した一品!流星刀。名前からして刺激的で涙腺にきます。隕石で出来た刀ってもうストーリーを想像するだけで逝ってしまいそうです。流星で刀を作ろうと考えた人もマッドですね。素晴らしいです。
まるでビッグアイランドのマウナケア山を思い出してつい撮影。スターウォーズのエンドアみたいでもあります。そして最後に下記のインスタレーション、チームラボによるものですが、こちらも浮遊感たっぷりに演出されてます。上も下もなくて、喰ったら喰われるみたいなやつです。是非、見て下さい。立って歩くと乗り物酔みたいになりますよ。VRにして欲しいなとも思いましたが、これはこれで良いです。
他に別のアーティストの映像ものも数点、部屋を使い切った大型展示などもありました。この壮大なテーマでは散漫になりかねないところを何とかまとめた感じでした。この辺は苦労したのではないかと感じます。テート・モダンでも同じことを考えたのですが、今は巨大オブジェでも体験型のアートがいいなと思います。